北海道産牛肉とは

ABOUT

気になる北海道道産牛のことを
詳しくご紹介

北海道産牛肉になることの
できる牛は2種類

ホルスタイン種

脂肪が少なく
ヘルシーな
お肉

ホルスタイン種

北海道で最も多く飼われている乳用種の代表的な品種で、母牛は牛乳を搾る乳牛として育てられますが、雄牛は食用に肥育されます。肉質は脂肪が少なくたんぱく質が多いヘルシーなお肉です。スーパーや精肉店で「国産牛」として販売されている牛肉のほとんどは、この乳用種と次の交雑種で占められています。

交雑種

適度に
脂がのった
旨味の強い
お肉

交雑種

ホルスタイン種のお肉をもっと美味しくするために、和牛(黒毛和種)の雄とホルスタイン種の雌を掛け合わせて生まれたのがF1と呼ばれる交雑種になります。毛の色はお父さんに似て黒いですが、一部に小さく白い模様が入ることもあります。肉質は、旨味の強い赤身肉に乳用種よりも適度な脂肪分が入るちょうど塩梅のいい味わいの肉となります。

北海道産牛肉は赤身が美味しい!

北海道産牛肉は味わいが濃く感じられる赤身が多いのが特徴で、脂肪分が少なく肉本来の旨味を感じることができます。 赤身の良さは、その歯ごたえにあります。霜降り肉はサシが多いため柔らかな食感であるのに対して、赤身肉はとてもしっかりとした肉質になります。口に入れた時に充分な弾力があり、とても食べごたえのある牛肉です。

店頭での北海道産牛肉の
見分け方

「乳用種肥育種」などの記載があるか、または特に品種の表示がなく「国産牛」「道産牛」「北海道産」「北海道内の地名ブランド」などと書いてあれば、それはほぼホルスタイン種や交雑種のお肉です。

北海道産牛肉の統一名称表示と
ロゴマークの使用について

北海道産牛肉ロゴマーク

北海道は、全国でも肉牛の飼養頭数が多く、道内でと畜・加工される牛肉の9割以上が乳用種・交雑種の牛肉となっていますが、輸入牛肉の価格が低下すると、肉質で競合する乳用種・交雑種牛肉の価格の低下が懸念され、北海道の牛肉生産に大きな影響が出ることが想定されます。
このため、北海道・生産者・農業団体・流通業界等の関係者が一体となり、乳用種・交雑種牛肉の安定した販売に向け、統一した名称によるブランド化を図るため、統一名称を「北海道産牛肉」とし、販売している事業者の方や、料理を提供している飲食店の方で、北海道産牛肉のロゴマークを商品や店頭に表示したい方は、申請により表示することができるマークを作りました。

牛肉の部位の使い分け

料理に合わせて部位を使い分けることで、牛肉料理がもっとおいしくなります。筋肉繊維が固い部分は煮込み料理などに、やわらかい部分は短時間でさっと焼いたり、火を通したりする料理に、というのが基本です。

モモ

弾力のあるやわらかな赤身肉です。きめが粗く香辛料なども浸透しやすいので、ローストビーフに使用します。

スネ

スジが多く固い部位ですが、ゼラチン質が豊富でシチューなどにぴったり。

ヒレ

もっともやわらかな部位で脂肪もロースの半分。ステーキに最適です。

カタ

脂肪とスジが多いため、ハンバーグなどのひき肉料理に最適です。

肩ロース

脂身がほどよく霜降り状に分散しているのですき焼きにするとおいしい部位です。

ロース

やわらかくて風味の良い極上肉です。シンプルなしゃぶしゃぶにぴったりです。

バラ

赤身と脂身が層になっているので三枚肉とも呼ばれます。カレーにするとコクが出ます。